メカトロニクス製品の設計は、機構ユニット、電子制御回路、マイコンファームウエアなど、総合的な知識と経験が必要となり、設計技術者も限られた存在と なっている。また最近では、センサーや画像認識、IOTなどを組み込んだ機器も増加し、メカトロニクス製品の需要は増加傾向にある。
そこで、開発設計プロセスでの重要ポイントを押さえて設計を進めて行かないと販売どころか、試作段階で挫折してしまうことになる。新製品の開発に当たっては、固有技術と管理技術そして組織・人材のバランスの取れた設計・製造のしくみ、組織力など、企業の総合力が問われる。
本解説書では、特に設計実務に携わる若手技術者の参考となるよう具体的な設計の進め方について詳しく解説する。
具体設計編
目次
1.新製品開発プロセス
2.設計要素
3.構想設計
4.設計仕様書
5.基本設計
6.具体設計(トップダウン設計)
7.ユニット化、モジュール化設計
8.標準化設計
9.試作評価
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設計品質向上編
1.設計品質とは
2.ミスを起こさない確実な設計ステップ
3.信頼性に関する考え方の変化
4.設計問題とリコール
5.設計不良原因解析2段階法
6.設計ミス予防対策
7.設計品質向上の3つのポイント
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信頼性設計編
Ⅰ 設計・開発の主要プロセス
1.ISOマネジメントの仕組みと設計プロセス
2.設計開発工程の品質管理活動
3.設計品質作り込みのしくみ
4.設計のしくみ(開発プロセス・設計技術・手法)
Ⅱ 設計品質作り込みの手法
1.品質機能展開(QFD)
2.CAE(コンピュータ解析)の活用
3.SEM(ステータス・イベント・マトリクス)による信頼性設計
4.ハードウエアの信頼性設計技術
5.市場で発生する発煙・発火対策
6.システムの信頼性設計手法
7.設計ノウハウシステム
8.設計検証、妥当性確認
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