多品種少量生産、特に最近では変種変量生産を強いられている中小製造業にとってはいかに効率よく、トラブルを起こさずに製造現場の管理を行っていくかは、重要なテーマとなっています。
顧客の信頼を得るには、「4M変化点管理のしくみ」を構築し、運用することです。現場管理者は、しくみの構築と運用、見直しの改善サイクルを回して、目的のQCDを達成すべく日常管理の活動を行っていくことが求められます。
当研究所が考える4M管理の中心となる実務手法は、日常業務において、突発的に発生する「異常」の管理と、あらかじめ予期できる変化を捉えてトラブルを予防する「先手管理」です。日常業務において、この2つのことを押さえておくことで、品質は格段に上がると考えています。
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目次
Ⅰ 体系的4M管理手順
1. 4M管理の目的
2. 4M管理対象の定義
3. ランク付け
4. 4M管理フロー
5. 設計変更・工程変更の管理
6. 初期流動管理
7. 新規生産立ち上げ管理
8. 日常変更管理
9. 変化点の見える化
10.重要要因・重要特性の監視
Ⅱ 統計的解析手法による変化点の捉え方
1. 層別とサンプリング
2. ばらつきとは
3. 工程能力把握とばらつき管理
4. 管理図による変化点の捉え方
Ⅲ 協力工場の4M変更管理
1.協力工場品質管理の問題点
2.協力工場との取り決め
3.協力工場の評価と格付け
Ⅳ4M管理の応用編
1. 多品種少量生産の4M管理
2. 特殊工程管理
3. トレーサビリティー管理
4. IOTの活用により変化点を捉える
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