フェイルセーフ/フールプルーフ

フェイルセーフは、機械、設備などに異常が起こったとき、安全側に倒れる働きをするように、考えられたものを指します。自動化した機械「ニンベンのない自動化」は、異常が生じても機械は不良品をつくり続けてしまいます。不良を大量につくらないためには、何か異常があったときは止まるようにしなければなりません。

そこでご紹介したいのがトヨタ方式の「ニンベンのついた自動化」 は、異常が生じても機械は不良品をつくり続けてしまわないよう、異常を表示して知らせ、停止するように作られています。 例えば、

 異常を知らせる・・・アンドン、パトライト

 異常で停止する・・・センサーで検出

 インターロック・・・条件が整わないと次に進めない仕組み

などがあげられます。


フールプルーフ(ポカヨケ)は、うっかりして間違ったときに、次の手順に進めなくするような機構のことです。メカニズムで防止するほか、作業手順の構築と標準化、教育訓練でポカミス防止を図るソフト的なポカヨケもあります。 このように、あらかじめポカヨケを組み込んでおけば、ミス防止の効果は確実となります。 

データとデジタル技術活用で未来を創る!スキルアップ学習サイト

高崎ものづくり技術研究所では、DXを製造業の若人材育成、品質改善、新製品開発、新市場進出など事業再構築、利益確保のため、組織・人・しくみの再構築、経営品質向上のための情報発信、手順書、テキストの企画編集を行っています。工場の現場ですぐに使える製造品質改善手順書、中小製造業のための組織設計、人材育成、新製品開発など経営品質改善に役立つ豊富なコンテンツをオンライン・電子媒体(DVD)で提供しています。

0コメント

  • 1000 / 1000