作業分析と排除／代替／容易化

ヒューマンエラーを予防するために、事前に作業分析を行います。

工程の作業を実際に目で観察したり、ビデオで取り観察してみると、作業方法や作業時間の分析と同時に作業上、多くの「ヒヤリハット」「異常」「不確かさ」が発見されます。これらの問題を放置したまま、量産に入ると、様々なヒューマンエラーが発生します。

以上のことから

　①導線図（流れを掴む）、作業分析シート

　②ムダの改善

　③ヒヤリハット、異常、不確かさの改善

　④自工程で完結

　⑤ミス防止目標率の見直し 

作業分析の結果、その作業手順を排除できるか、自動化など代替えができるか、作業手順をもっと容易にできるか、出来栄えの判定基準などを明確にできるか、を検討し、ミスを可能な限り減らす努力を行います。 この作業分析と、改善を製造準備段階で、できるかどうかが品質確保上、極めて重要なポイントとなります。