中小企業では、マニュアルは作成に荷が重かったり、作成しても見てもらえなかったりするなど、ハードルが高いものです。
そこで、仕組み作りの第一歩としてチェックリストを作成することを考えて見ます。
業務チェックリストを作成するには、自分のやっている業務を1項目づつチェックリストに落とし込むのです。そこに時間軸や手順を埋め込むと簡単なマニュアルになります。そのマニュアルの基礎となる作業の手順を示すチェック リストを最初に作成します。
作業(業務)手順をチェックリストは以下の3つに分類します。
①準備のチェックリスト(実施前)
②実行のチェックリスト(実施中)
③確認のチェックリスト(実施後)
また計画的に実施する業務は以下の流れで作成します。
例えば、教育訓練のチェックリストの場合
①現状把握:対象者のレベル(スキル)を測定し、スキルマップを作成
②計画(Plan):教育計画を立て、教育計画フォーマットに記入する
③実施(DO):誰が、誰に、いつ、どのような教育を実施するか
④評価(Check):教育後のスキルを測定し、スキルマップに反映
⑤再教育(Action ):スキルが不足している場合再教育を実施する
のように作成します。
チェックリストのフォーマットを以下に示します。
最初からあれもこれも盛り込むのではなく、シンプルな形式でスタートし、早く運用に持っていくことが重要です。
DVD版マニュアル:業務チェックリストの作成方法と運用方法の事例解説
★品質向上のための現場改善の進め方講座(基礎編)(応用編)
http://factorysupport-takasaki.com/article/476976388.html
0コメント