モノと情報の流れ図

1.概要 

(1)品質向上のための現場改善は、管理・監督層が日常業務の中で、異常や変化点に気づきそこから派生する問題の大きさを予測し原因究明と対策を講じます。

(2)モノと情報の流れ図を作成して、その流れが阻害されている場所(工程)を特定します。(3)原因はすべて、品質管理のしくみの問題として捉え、ルール(手順書・業務マニュアル、フロー)がどうなっているのか?現状とのGAPを認識することが出発点になります。

(4)ミスの発生は、「氷山の一角」であり、その下に隠れている管理の悪さが原因となっています。

(5)そして、発生した問題は、ルールの有るのか無いのか?それを守っているか?の「ルールの原因フロー」によって原因を特定します。

2.モノと情報の流れ図

 管理監督者は、日常管理業務を通じて、現場で自らの目で、モノと情報の良い流れができているか観察し、診断しなければならない。

管理監督者は、異常、変化を捉え(気づき)、派生する問題を予測し、管理上の原因を特定する。  ・異常、変化を捉える(QCDS)

 ・そこから派生すると考えられる問題を予測、特定し影響度を分析する

「納期遅れが頻繁に生じる」、「お客様からのクレームが多い」などの異常や変化点に着目した場合、その要因は何か?どの工程で生じているかを洗い出す。要因はいくつも考えられるため、グループでディスカッションしながら、項目を挙げていく。


高崎ものづくり技術研究所の提案

 1.無料のご相談<こちらから

 2.解説書の購入

   ・多品種少量生産工場の生産性向上の攻めどころ(DVD)

 3.製造業の品質改善支援パッケージ(若手・中堅社員を鍛え上げる)<こちらから> 

データとデジタル技術活用で未来を創る!スキルアップ学習サイト

高崎ものづくり技術研究所では、DXを製造業の若人材育成、品質改善、新製品開発、新市場進出など事業再構築、利益確保のため、組織・人・しくみの再構築、経営品質向上のための情報発信、手順書、テキストの企画編集を行っています。工場の現場ですぐに使える製造品質改善手順書、中小製造業のための組織設計、人材育成、新製品開発など経営品質改善に役立つ豊富なコンテンツをオンライン・電子媒体(DVD)で提供しています。

0コメント

  • 1000 / 1000