PDF電子データマニュアル
ページ数:99
価格:1500円
概要: トヨタ式DRBFMの目的とツールの使い方、設計プロセスと設計ミス再発防止対策、信頼性設計・信頼性評価手法の変遷、リスクアセスメント評価手法を取り入れたFTA/FMEA解析手順を詳細に解説
★無料会員登録で30%OFF <会員登録はこちらから> <マニュアルお申し込みフォーム>
顧客視点の品質および製品の信頼性・安全性を確保するには、製品設計または
工程設計など、品質の作りこみ工程における3つの仕組みが重要となります。
1.ボトムアップ型設計
2.新規点・変更点に着目
3.過去事例のナレッジ化による水平展開
例えばFMEA(DRBFM)実施する設計工程において、上記の3つの仕組みが重要
になります。
FMEAは、設計時点で潜在するリスクを洗い出して、そのリスクの大きさに応じ
その発生原因を取り除く、または緩和する対策を講ずることを基本としています。
しかし、往々にして潜在リスクを見逃してしまうため、市場で問題が発生します。
その理由は、「品質の作りこみ工程における3つの仕組み」がうまく機能して
いないからです。
このことは、FMEA実施有無にかかわらず、製品設計、製造設計など、品質作り
込みのためには必須の仕組みなのです。
目次
1. 今製造業に求められる品質管理とは
1.1 守り(再発防止)から攻め(未然予防)の品質管理へ
1.2 品質問題流出ゼロを実現するしくみ
1.3 不良率管理からリスク管理へ
2. ボトムアップ型の設計品質作り込みとは
2.1 設計システム(プロセスと技術)
2.2 認定(validation)から査定(assessment)へ
2.3 お客様本位のボトムアップ型設計フロー
3. 電子機器開発における信頼性設計のポイント
3.1 市場で発生している事故の原因
3.2 電子部品の故障メカニズム
3.3 信頼性試験・環境試験の考え方
3.4 ソフトウエア組み込み機器のSEM(status event matrix )
3.5 電子機器開発における信頼性設計のポイント
4.機構部品、ユニット開発における信頼性設計のポイント
4.1 構造物の安全性・信頼性
4.2 疲労破壊とメカニズム
4.3 CAEの活用
4.4 自動車リコール件数と不具合発生原因(平成29年度)
5 FMEA/FTAを理解する上での重要ポイント
5.1 故障と故障モードの違いとは?
5.2 電子回路、組み込みソフト、購入ユニットの故障モードとは?
5.3 過去事例より故障モードを抽出する方法
5.4 工程FMEAと工程の故障モードとは?
5.5 RPN(10点法)評価法のメリット/デメリットとは?
5.6 DRBFMとFMEAの違いとは?
5.7 チームによるFMEAの実施は本当に効果的か?
5.8 FMEAとFTAはどう使い分けるのか?
5.9 FTAで過去トラブルの要因を解析するには?
5.10 部品点数の多い製品のFMEAはどのように実施するのか?
5.11 電子機器のFMEAの重要ポイントとは?
5.12 ソフトウエア(組み込みソフト)のFMEA実施方法は?
6. FMEA/FTA事例研究
6.1 FMEA実施方法の間違いを指摘し、設計手順を改善するには
6.2 過去トラブルの再発を防止するFTAの効果的実施手順とは
7.演習問題
<演習問題1> FMEA解析; 部品破壊事故を設計段階で洗い出す手順は?
<演習問題2> FTA解析; 機器故障率算出と目標値に収める設計手順は?
0コメント