No.52 FMEA/DRBFM(基礎編)

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ページ数:56

価格:1500円

概要: 小規模設計チーム、部品設計、ユニット設計など小規模な製品でも使えるFMEA簡易評価法を紹介します。FMEAの基礎知識、設計工程に組み込むにはどうするか?ノウハウを明らかにする実務解説書。

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顧客視点の品質および製品の信頼性・安全性を確保するには、製品設計または

工程設計など、品質の作りこみ工程における3つの仕組みが重要となります。

 1.ボトムアップ型設計

 2.新規点・変更点に着目

 3.過去事例のナレッジ化による水平展開

例えばFMEA(DRBFM)実施する設計工程において、上記の3つの仕組みが重要

になります。

FMEAは、設計時点で潜在するリスクを洗い出して、そのリスクの大きさに応じ

その発生原因を取り除く、または緩和する対策を講ずることを基本としています。

しかし、往々にして潜在リスクを見逃してしまうため、市場で問題が発生します。

その理由は、「品質の作りこみ工程における3つの仕組み」がうまく機能して

いないからです。

このことは、FMEA実施有無にかかわらず、製品設計、製造設計など、品質作り

込みのためには必須の仕組みなのです。


目次

1 FMEAはなぜ必要なのか

 (1)FMEAとは

 (2)気づきの重要性

 (3)ハインリッヒの法則

 (4)下流工程における情報の劣化

 (5)お客様本位のボトムアップ型設計フローとは

 (6)守り(再発防止)から、攻め(未然防止)へ

 (7)潜在する問題の洗い出し方法

2 故障モードとは

 (1)故障モードの定義

 (2)故障モードをFMEAで使う理由

 (3)故障モード一覧表

 (4)過去事例より故障モードを抽出する方法

3 FMEA実施手順

 (1)設計フロー

 (2)評価基準

 (3)FMEAシート

 (4)FMEAの実施例

   -演習問題ー

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