PDF電子データマニュアル
ページ数:56
価格:1500円
概要: 小規模設計チーム、部品設計、ユニット設計など小規模な製品でも使えるFMEA簡易評価法を紹介します。FMEAの基礎知識、設計工程に組み込むにはどうするか?ノウハウを明らかにする実務解説書。
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顧客視点の品質および製品の信頼性・安全性を確保するには、製品設計または
工程設計など、品質の作りこみ工程における3つの仕組みが重要となります。
1.ボトムアップ型設計
2.新規点・変更点に着目
3.過去事例のナレッジ化による水平展開
例えばFMEA(DRBFM)実施する設計工程において、上記の3つの仕組みが重要
になります。
FMEAは、設計時点で潜在するリスクを洗い出して、そのリスクの大きさに応じ
その発生原因を取り除く、または緩和する対策を講ずることを基本としています。
しかし、往々にして潜在リスクを見逃してしまうため、市場で問題が発生します。
その理由は、「品質の作りこみ工程における3つの仕組み」がうまく機能して
いないからです。
このことは、FMEA実施有無にかかわらず、製品設計、製造設計など、品質作り
込みのためには必須の仕組みなのです。
目次
1 FMEAはなぜ必要なのか
(1)FMEAとは
(2)気づきの重要性
(3)ハインリッヒの法則
(4)下流工程における情報の劣化
(5)お客様本位のボトムアップ型設計フローとは
(6)守り(再発防止)から、攻め(未然防止)へ
(7)潜在する問題の洗い出し方法
2 故障モードとは
(1)故障モードの定義
(2)故障モードをFMEAで使う理由
(3)故障モード一覧表
(4)過去事例より故障モードを抽出する方法
3 FMEA実施手順
(1)設計フロー
(2)評価基準
(3)FMEAシート
(4)FMEAの実施例
-演習問題ー
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