FTAは、望ましくない事象に対しその要因を探る、トップダウンの解析手法を特徴としており、類似のFMEA(故障モード影響解析)とは逆のアプローチとなります。
このように一般的に説明されていますが、概念は理解できても実際にどのように違うのかは、理解されていない場合が多いのです。
実際に、FMEAはボトムアップ解析と言いながらトップダウン解析を行っている、また、FTAは流用性の高い製品の望ましくない事象の解析、FMEAは新規性の高い製品の予期しない想定外の事象の解析に向いているのですが、この点もあまり理解が進んでいません。
以下に比較表を示します。
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