FMEAとFTAの違い

FTAは、望ましくない事象に対しその要因を探る、トップダウンの解析手法を特徴としており、類似のFMEA(故障モード影響解析)とは逆のアプローチとなります。


このように一般的に説明されていますが、概念は理解できても実際にどのように違うのかは、理解されていない場合が多いのです。

実際に、FMEAはボトムアップ解析と言いながらトップダウン解析を行っている、また、FTAは流用性の高い製品の望ましくない事象の解析、FMEAは新規性の高い製品の予期しない想定外の事象の解析に向いているのですが、この点もあまり理解が進んでいません。

以下に比較表を示します。

データとデジタル技術活用で未来を創る!スキルアップ学習サイト

高崎ものづくり技術研究所では、DXを製造業の若人材育成、品質改善、新製品開発、新市場進出など事業再構築、利益確保のため、組織・人・しくみの再構築、経営品質向上のための情報発信、手順書、テキストの企画編集を行っています。工場の現場ですぐに使える製造品質改善手順書、中小製造業のための組織設計、人材育成、新製品開発など経営品質改善に役立つ豊富なコンテンツをオンライン・電子媒体(DVD)で提供しています。

0コメント

  • 1000 / 1000